| 一般の濾過方式の浄水器は、水中に溶けた不純物の粒子の“こしわけ”によって浄水します。つまり水中の汚れをフィルター等の目にひっかけ、流れ出てきたきれいな水を飲用するというものです。この濾過に対して逆浸透システムの浄水器は、浸透作用によって水と不純物とを“完全分離”させてしまうというもの。但し、逆浸透という耳馴れない言葉を使うと、なんだか難しそうに聞こえるので図を用いて簡単に説明してみましょう。 |
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動物や植物の細胞膜は半透膜と呼ばれ、物質が溶け込んでいる水溶液から水の分子のみを透過させ、水の中に溶け込んでいる物質は通さないという“選択的”な透過機能をもっています。
そこで、こうした特性をもつ人工の半透膜でへだて、その片側に食塩水(濃い溶液)を、もう一方に真水(純水)を入れます。 |
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通常浸透 |
真水は食塩水を薄めようとして、自然に塩水側に移動してゆきます。結果、真水が移った分だけ塩水側の水位が上がり真水側の水位が減る事になります。そして双方の水位の差による水圧と食塩水の希釈力がつりあったところで水位の変化は止まります。この圧力を浸透圧といい、これが「通常浸透」と呼ばれる現象です。 |
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逆浸透 |
このこの通常の浸透作用に対し、今度は逆に塩水側に圧力を加えると、塩水中の水分子だけが真水側へ移動していく「逆浸透」が起き、圧力が加わった分真水側の水位は上がる。つまり水の分子以外は通さないという半透膜の特性により、塩分は半透膜を透過できずにはじかれてしまうのです。そこで真水のみが膜を透過してくる為、塩水から真水だけを取り出す事が可能となる訳です。 |